全国で増えつつあるシェアハウス。福岡に最近、起業家に特化したシェアハウスが誕生した。起業家シェアハウスDiscovery Meinohama Westだ。
起業家シェアハウス Discovery Meinohama Westとは?
起業家を入居対象としたDiscovery Meinohama Westでは、起業家のために様々なサービスが提供される。
本格スタジオとセミナールール
プロ用機材を揃えるスタジオを準備。入居者は無料で使用出来る。また、高速ネット回線もありネット動画配信も可能だ。すでに姪浜TVとしてネット番組配信を入居者がおこなっているとのこと。
また、プロジェクター設備もありセミナースペースとして利用出来る。
ビジネスに集中出来るスペースも
このシェアハウスでは起業準備段階の作業をできるデスクも共用スペースとして用意されている。複合機の利用も無料だ。
シェアハウスならではのメリット
シェアハウスの一番のメリットは、一緒に寝食をともにすることでできる仲間作り、コミュニティ作りだという。福岡でシェアハウス、Discoveryシリーズを手がける九州レップの白砂代表に話を聞いた。
シェアハウスは家族的。想いをシェアする。
今回の起業家シェアハウスはDiscovery シリーズの第2弾。第1弾は日本にいながら留学体験ができる、英語漬けシェアハウスDiscovery Hakata Southだ。Discovery Hakata Southは福岡のシェアハウスの先駆け的に誕生し、高い入居率を維持している。またすでに第3弾国際交流シェアハウスを7月にオープンさせる予定だ。第1弾から一貫してコミュニティ作りに重点を置いていおり、話しやすい空間作りを行っているという。シェアハウスは家族的になっていき、「想い」をシェアできる。今回の熊本地震でもシェアハウスの入居者は国籍を問わず、積極的に支援活動に自発的に取り組んだそうだ。想いをシェアしているコミュニティならではの機動力と言える。なお、Discovery Meinohama Westは熊本地震の被災者に対し、シェアハウスを無料開放している。
起業を志す学生も後押し
代表の白砂氏は「学生は、成功するか失敗するかわからないことにスピーディにチャレンジすることが大事」と語る。白砂氏自身も起業家シェアハウスに住み、頻繁に学生の相談を受けているそうだ。すでにスタジオ設備を使い、大学生が姪浜TVというネット番組を立ち上げたそうだ。この立ち上げて、運営する経験が次に生きるだろう。
あえて積極的なプロモーションはせずに口コミベースで入居者が増える
36名が入居可能な起業家シェアハウスDiscovery Meinohama West。家賃と共用設備利用料、サービス料など含めて1人部屋で合計70,000円、2人部屋は合計55,000円だ。週2回の英語レッスンやさまざまな設備使用料などの付加価値、また共用スペースの清掃サービスなどによる生活ストレスの低減などのメリットがあるが、やはりもっとも大きいメリットは同じ志を持つ深いコミュニティに加わることができるということだろう。このコミュニティの質を維持するために、だれでも入居させるといったことはせずに事前に必ず面接をして入居の可否を判断することや広告費をかけたプロモーションではなく、紹介ベース、口コミによる入居を勧めているという。
代表の白砂氏も福岡に移住して起業した起業家のひとりだ。起業時の孤独感や移住後の生活について身をもって経験している。そんな白砂氏の手がけるDiscovery Meinohama Westはコミュニティの場となる共有のリビングに特にこだわったそうだ。福岡へ移住して起業を考えている方は一度Discovery Meinohama Westを覗いてみるといいかもしれない。