宮崎市中心部においてどれくらいの人がIT関連産業に従事しているかわかるだろうか?
答えは
3000人
想像した数と比べてどうだろうか?思ったより多いという印象を持った人も少なからずいるだろう。ちなみに宮崎市の人口は40万人強である。
では現在宮崎にはどんなIT企業があるのだろう。
宮崎に本社を置く企業としては
◇株式会社アナタナ
◇スパークジャパン株式会社
◇株式会社MJC
などがあげられる。
また、IT系の大企業としてはGMOインターネットグループやDELL株式会社、トランスコスモス株式会社などが宮崎に拠点を構えている。
なぜ宮崎??
宮崎に本社を置く企業はなぜ宮崎をでないのだろうか。また大企業はなぜ宮崎に拠点を設けるのだろうか?
宮崎はこれまでどちらかというと九州の中でも交通の便が悪く、台風が多いなどマイナスのイメージを持たれることも多かったと思う。
しかし、現在、企業の立地満足指数は100%だ。
データでその理由を見てみる。
災害リスクが低い
活断層がなく地震発生の可能性が低い。またイメージと違い台風の上陸は少ない
コストが低い
オフィス賃料が東京の3割~4割。福岡と比べても7割程度。
意外と便利なアクセス
宮崎中心部と宮崎空港は電車で10分と非常に便利。羽田とも1日18往復している。福岡とも15往復だ。飛行機を活用すれば立地のデメリットは回避できる。
そしてなんといっても暮らしやすさ
快晴日数、日照時間など全国でトップクラス。一年を通してゴルフやサーフィンが楽しめる。また物価も全国トップで安く、家賃も安い。通勤時間の短さは全国1位だ。待機児童がゼロで子育てしやすさも抜群だ。
IT3000プロジェクト
現在、宮崎県は県内に進出する企業のサポートの充実も積極的に行っている。さらにもう3000人、IT産業関連の雇用を生み出す取り組みが「IT3000プロジェクト」だ。そのために県税の優遇措置や県独自の補助金のほか、企業の宮崎進出をサポートするメニューを多数用意している。現地視察や物件探しまで手伝ってくれる。
朝サーフィンをして、自転車で通勤。そんな暮らしが実現できる宮崎でチャレンジするのもわるくない。