福岡の大学生クリエイター集団「HorseTail」は同名のサービス、HorseTailを開始した。HorseTailは学生クリエイターを事業開発サイクルに組み込むクラウドソーシングサービスだ。
若い世代の起業率が高い福岡市において、U25世代の起業家育成を加速せさるために、ビジネスのアイディアをすぐに実現できる開発力を持つ人材を発掘・育成が必要となっている。
そのため大学生クリエイター集団「HorseTail」は、学生エンジニアの外部への発信、ビジネスや社会性の育成のために同名の学生向けムラウドソーシングHorseTailを開始した。
HorseTailは本格リリース前に、web制作7件のほか各種デザイン案件を受託するなどすでに実績も上がっている。
◆実績例
○株式会社SeaGlass様より
福岡の就活サイト『Knock』
○株式会社Season様より
在宅ワーク求人ページ
http://www.season-recruit.com/
代表を務める 島井尚輝氏は昨年、九州の学生発のハッカソンDream Hack 2016を企画主催するなど精力的に活動している人物だ。
HorseTailにかける想い(代表 島井尚輝氏)
デザインや開発スキルを持った学生が、コンビニや飲食店でアルバイトをしていることに対し、疑問を感じていました。都内ではフリーランスとして仕事を請け負っている学生が多くいるのに、福岡にはほとんど存在しません。福岡はこのままではいけないという危機感を感じました。そういった現状を打破し福岡から活躍するクリエイターを創出していき、新規事業立ち上げサイクルをもっと効率化していきます。
HorseTailの狙いと特徴は以下の通り
狙い
【1】開発の方向を内から外へ
現状の学生クリエイターは「自分が作りたいもの」を作るという開発の方向が自分に向かっていることが多い。HorseTailを通じ、実際に案件を請け負うことによって「世の中が欲しがっているもの」を作るきっかけを得る。
【2】エンジニアとクライアントをつなげる架け橋となる
クリエイターを求める企業と、自分のスキルで活躍できる場を欲している学生のマッチングを行う。
【3】新規事業の促進
学生エンジニアを活用することでビジネスの開発速度を向上させる。
HorseTailの特徴
【1】福岡をベースに、クリエイター学生を供給
エンジニア学生・デザイナー学生によるサービスやアプリ制作だけでなく、インターンとなりうる人材を発掘する。
【2】F Venturesと連携し、起業家創出
HorseTailから起業する学生には、コワーキングスペースThe CompanyにてF Venturesからのメンタリング支援などを実施する。
HorseTailは今後1年間で300件の案件獲得を目指す。
【概要】
■団体名 HorseTail
■代表者 代表 島井尚輝
■所在地 福岡市博多区祇園町8-13 The Company
■事業内容 福岡クリエイター学生のクラウドソーシング