福岡県直方市は、「直鞍産業振興センタービジネス相談所」を2017年3月に開設する。あわせて所長を年収1,020万円で募集する。
“行列のできる相談所”を直方に!直鞍産業振興センタービジネス相談所
直鞍産業振興センタービジネス相談所の特長は、中小企業の売上アップに特化した支援施設だ。モデルとなったのは、“行列のできる相談所”との呼び声が高い「富士市産業支援センター・f-Biz(エフビズ)」。センター長・小出 宗昭氏を中心とした専門家チームによって、コストをかけることなくV字回復させたという事例が数多く生まれている。また、全国で初めてそのf-Bizをモデルとして誕生した「岡崎ビジネスサポートセンター・OKa-Biz(オカビズ)」においても同様の成果が上がっており、現在、全国でf-Bizをモデルとした産業支援センターが続々と生まれている。
「直鞍産業振興センタービジネス相談所」も、そのひとつ。f-Bizモデルの相談所としては、福岡県では初の試みとなる。
ビジョン/中小企業の売上アップを通じた「究極の町おこし」
「直鞍産業振興センタービジネス相談所」の役割は、大きくわけて2つ。ひとつは、「中小企業の売上アップ」、もうひとつは、「創業の支援」。相直方市内の事業者数は約2,800社。基幹産業は鉄鋼業や金属加工業などを主とした製造業だが、古くから交通の要所として栄えてきた背景から商業も盛んだ。
また高齢化社会を背景に福祉事業者も増加の傾向があり、あらゆる分野の事業者からの相談が想定さる。「直鞍産業振興センタービジネス相談所」が目指すのは、中小企業の売上アップを通じた直方市全体の活性化を目指す。
直鞍産業振興センタービジネス相談所 概要
場所:福岡県直方市大字植木849-1 直鞍産業振興センター別館
開設:2017年3月(予定)/月~金 8:30~17:00
特長:相談者の強みを発見し、売上アップに直結するアイディアの提案を行う。目指すのは、「お金をかけることなくリスクを負わせることなく、売上を上げる」究極のコンサルティング。提案して終わりではなく、成果が出るまで相談者の挑戦に伴走する。
所長を年収1,020万円で募集
相談所の顔とも言える所長を、月額850,000円・年収1,020万円で公募する。経営の問題点を指摘するだけでなく、「こうすれば売上が上がる」という本質を突いた提案ができる人材を迎えることで、「成果を出せる」中小企業支援を実現することが狙い。
所長公募概要
募集期間:2016年7月28日(木)~9月12日(月)午後5時必着
業務内容:中小企業の売上アップや創業の支援
応募資格:学歴不問
普通自動車免許を有する方(AT限定可)
直方市に通勤し、本事業に従事することが可能な方
ビジネスセンス、コミュニケーション能力、情熱を持ち合わせた方
雇用期間:平成29年1月4日(水)から同29年3月31日(金)
(ただし、契約は毎年度業務評価を行い、
年度ごとに更新するものとします)
※勤務開始日は採用決定後、協議のうえ決定します。
月額報酬:85万円(各種手当、昇給、賞与なし)
応募申込:採用審査申込書を持ち込みまたは郵送にて直方市へ直接提出
http://www.city.nogata.fukuoka.jp/entrepreneur_index/business/_6484/_17429.html
富士市産業支援センター「f-Biz(エフビズ)」
富士市産業支援センター「f-Biz」は、静岡県富士市が2008年8月に設立した、中小企業支援を目的とした公的機関。「f-Biz」には、年間4,000件を超える相談があり、“行列のできる企業相談所”として定評がある。