福岡市は現在、海外のスタートアップ拠点とのネットワークを構築し、グローバル展開を見据えたスタートアップをサポートする環境づくりを推進している。
その第一弾として、 福岡市のスタートアップ拠点である「スタートアップカフェ」と、サンフランシスコを拠点と する btrax Inc.が運営するコミュニティ型ワークスペース「D.Haus San Francisco(ディー ハウス サンフランシスコ)」との連携をスタートした。
この連携により、 福岡市スタートアップカフェで、サンフランシスコの情報収集や起業相談等が可能 となった。
具体的にはなにができるの?
サンフランシスコに関する情報提供、起業相談、企業紹介 (相談は通常、福岡市側のコンシェルジュが対応し、相談者の代わりに確認する。但し必要に応じて、スタートアップカフェで直接、サンフランシスコのコンシェルジュに相談することも可能) を行う。またサンフランシスコで開催するオンラインセミナー・相談会への福岡での参加や市内スタートアップ企業の製品やサービスのサンフランシスコでの展示をサポートする。D.Haus San Francisco 側も同様のサービス提供を行う。サービススタートは6月1日から。
D.Haus San Francisco 概要
所在地 665 3rd St. Suite 536, San Francisco, CA 94107 開設 2016年10月1日
ホームページ http://dhaus.co/
6月1日にはスタートアップカフェでサンフランシスコと繋いだキックオフイベントがあるようだ
オンラインのセミナー参加や福岡市内のスタートアップが持つプロダクトのサンフランシスコでの展示サポートなど、これまでにないものがまたスタートする。最近、スタートアップビザの効果もあり、海外のスタートアップが福岡を選ぶことが増えてきている。スタートアップ都市として福岡市は差別化戦略が進んできたように感じる。