株式会社KUFUは、9月26日よりクラウド労務ソフト「SmartHR」において、社会保険労務士(以下、社労士)向けに「SmartHR for Adviser」の提供を開始し、あわせて「SmartHR公認アドバイザー制度」を開始した
「SmartHR for Adviser」とは
これまでSmartHRは、中小企業向けのクラウド労務ソフトとしてサービスを提供してきた。これに加えて、今後は社労士向けの機能を搭載・拡充していく。
まずは、複数の顧問先企業の管理や情報の閲覧ができる機能や、社労士が所有している電子証明書を使用して、顧問先企業の社会保険・雇用保険の手続きを、SmartHR上から役所へ電子申請することが可能となる。
「SmartHR for Adviser」提供の背景
当社が提供するクラウド型労務手続きソフト「SmartHR」は、2015年11月のサービスリリース以来、急激に導入企業が伸長しており、登録企業数は2016年9月時点で2,000社にのぼり、継続利用率は98%を超えている。
サービス開始当初は、顧問社労士がいない企業が利用するケースが多いと想定していたが、サービスの拡大にともない、導入企業に顧問社労士がいるケースや、社労士が顧問先企業にSmartHRを紹介し、導入にいたるケースが増加した。
今回、SmartHRに社労士向け機能を搭載し、社労士と顧問先企業のコミュニケーションや業務フローをよりスムーズにすることで、書類作成や申請の代行業務などにかかる時間コストの短縮を可能にする。
「SmartHR公認アドバイザー制度」について
SmartHRへの理解が深い社労士を「SmartHR公認アドバイザー」として、要望がある企業へ優先的に紹介していく他、SmartHRの公式サイト上に情報掲載をしていく。
「SmartHR」とは
「SmartHR」は企業が行う社会保険・雇用保険の手続きの自動化を目指すクラウド労務ソフト。従業員情報を入力するだけで必要書類を自動作成し、総務省が提供するe-Gov APIと連携し、Web上から役所への申請も可能。また、マイナンバーの収集・管理や、Web給与明細にも対応しており、煩雑で時間のかかる労務手続き・労務管理を省力化する。正式版公開から10ヶ月で、2,000社を越える企業が登録している
クラウド労務ソフト「SmartHR」 https://smarthr.jp/
■ 会社概要
社 名 株式会社KUFU(クフ)
所在地 東京都港区麻布台1-4-3 エグゼクティブタワー麻布台601
代表取締役 宮田昇始
設 立 2013年1月23日
資本金 5億7626万円(資本準備金含む)
企業URL http://kufuinc.com
事業内容 クラウド労務ソフト「SmartHR」の企画・開発・運営