九州工業大学の学生団体である学フェス（所在地：福岡県飯塚市、代表：島井尚輝）は、2016年9月3日と4日にハッカソンイベント「Dream Hack 2016」（ http://dreamhack.strikingly.com/ ）を開催する。さらに、10日には発表会を実施する。
開催の経緯～Dream Hack 2016運営局長 島井尚輝氏～
私は九州工業大学に在学していて飯塚に住んでいます。学園祭情報配信サービス「学フェス」で起業することが決まってから福岡市内に行く機会が多くなり、市内の学生と話す機会が多くなってきました。そこで私が感じたのは市内の学生は起業家マインドやビジネス思考、熱い夢といったものはあるけど、いざサービス立ち上げようというときに開発力がないんです。一方、九工大のようなエンジニア学生が多くいる大学にはそのようなビジネス思考や起業家マインドはほとんどないんですが開発力はあります。つまり、ビジネス思考のある学生とエンジニア学生をうまく結びつけることができたら、スタートアップ界隈で話題になってる福岡がより盛り上がっていくと考えました。学生同士が足りないものを補って、福岡発スタートアップが増えて将来の日本や世界のリーダー生まれればいいと願っています。私もそれを志す一人です。
本ハッカソンの特徴
学生主導
これまで企業によるハッカソンは多く行われてきたが、本ハッカソンでは大学生により主催される。民間企業はあくまで”協力”として入ってはいるが、九州における大学生有志たちが主導し、九州エリアのエンジニア学生とビジネス志望学生の定員80名の参加を募る。
起業支援
本ハッカソンでは事業化を前提にしたプロダクト開発を行う。また、ベンチャーキャピタリストも審査員に付け、プロダクトの完成度や起業家の素質を判断し、500万円の出資検討も行う。ベンチャーキャピタルによる出資やハンズオン支援により、有望な学生起業家を輩出させる試みである。
開催概要
(1)名称
DreamHack2016
(2)日時
① 9月3～4日 開発
② 9月10日 プレゼン＆表彰
(3)場所
株式会社ヌーラボ（福岡県福岡市中央区大名１丁目８−６）
(4)参加対象
(A)ビジネス担当 定員20名
・ビジネスアイディアをお持ちの学生
・起業志望学生
・ビジネス、マーケティングスキルを学びたい学生
(B)開発担当 定員60名
・プログラミングスキルを有する学生
・事業化を前提とした開発を経験したい学生
・情報系の研究をした経験のある学生
チームでも応募も受け付けているようだ。
(5)基本ルール
①チームは最大５名の基本的に一人のビジネス担当の学生を含むチームとする。
②個人での応募の際は、こちらがチームを調整いたします。
(6)賞金
①最優秀賞 5万円 １チーム
事業化におけるバックアップ・メンタリング
②優秀賞 1万円 ３チーム
事業化におけるバックアップ・メンタリング
③企業特別賞
(7)参加費
無料
(8)URL
① 申込みフォーム
https://goo.gl/forms/N4Y0P3xZabXkr6253
② イベントHP
http://dreamhack.strikingly.com/
(9)募集期限
8月31日23:59〆切
学生向けの起業系イベントやハッカソンはあっても、九州にはこれまで学生「発」の同様のイベントはなかった。今回の取り組みがムーブメントにつながることを願う。
※StartupGoGoも本ハッカソンに協力機関としてサポートしていきます。
