3月9日に東京のコクヨホールにて起業家万博が開催される。
「起業家万博」とはIT系スタートアップが、独自のプロダクト・サービスを発表し、事業提携・資金調達・販路拡大・人材確保などのビジネスマッチングを目指すイベントだ。
ちなみに「起業家万博」の「万博」は「万国博覧会」ではなく「国」の文字を「ヒト」に置き換え、「万博=万人博覧会」という意味とのこと。
過去の開催のようすはこちら
主催はNICT(情報通信研究機構)だ。NICTは情報通信分野を専門とする唯一の公的研究機関としての立場から継続的にITビジネスの育成を行い、また「ICTメンタープラットフォーム メンター」として組織された「メンター」と「地域」、「若い人材」をつなぐプラットフォームを運営している。メンターには各業界の第1戦で活躍する錚々たるメンバーが揃っている。
さて今年度は3月9日に開催される起業家万博に出場するベンチャーは以下のとおりだ(情報通信ベンチャー支援センターHPより引用)
北陸
株式会社アイ・ツー 新たな高齢者向けビジネスを低コスト・スピーディーに実現できる介護プラットフォームの提供
東北
株式会社FaBo
オープンソースハードウェア「fabo」の製造・販売
北海道
株式会社イークラフトマン
ソクウケ! 受注担当アプリ
九州
給与担保のカード代替決済システム「Payming」
近畿
株式会社otta
みんなで、みまもる。これからの見守りサービス「otta」
信越
株式会社イヌパシー
犬の幸福度プラットフォーム:犬パシー
中国
HRDatabank
国境を越えた求人・求職プラットフォーム「HR Databank」
東海
田園社会イニシアティブ株式会社
農業経営者のためのオンラインキャンパス「SMART BEANS」
九州代表はStartupGo!Go!2015ピッチコンテストにて優勝したドレミングアジアだ。
こちらのイベントはオーディエンス受付もしているので、参加してみてはいかがだろうか。
また、このイベントを通じてNICTが組織するメンターと繋がる機会を得れることは大きい。もし機会があれば来年度挑戦してみることも有意義だろう。
※ちなみに前日は起業家候補生の学生によるビジネスコンテスト「起業家甲子園」も開催される。こちらは残念ながら招待制のようだ。