長崎市でもベンチャーを対象にした補助金があるようだ。創業5年以内の企業等を対象に「ベンチャー枠」を設け、創業期における新製品・新技術の開発を支援する。
挑戦型共同研究開発支援補助金
対象事業者
次の3要件を全てみたす企業が対象。
- 大学等と共同研究を行うこと
- 長崎市内に事業所があること
- 市税、事業税、消費税及び地方消費税を滞納していないこと
まず、大学などとの共同研究が前提のようだ。
対象事業
新製品・新技術の開発を促進することを目的として、企業が大学等と共同で行う研究開発事業であって、※平成28年4月1日以降に開始され、研究未完了のもの。大学の所在地は市内、市外を問わない。
今年度から共同研究をしているものが対象。
補助経費
新製品・技術開発に係る費用のうち、共同研究契約経費、試作品製作の外部委託経費、特許取得経費
補助率
2分の1
限度額
通常枠:300万円
ベンチャー枠(創業5年以内の事業者):100万円
審査
外部有識者からなる審査委員会を設置し、提出された書類の審査、及び必要に応じてプレゼンテーション審査を行う。
審査は、申請時に1回、実績報告時に1回の合計2回。ベンチャー枠については、通常の審査より選考基準を緩和する。
審査項目
- 新規性・独自性
- 市場性・有用性
- 事業化・製品化の見込
- 財務状況
など
申請期間
平成28年4月1日~平成28年9月30日(延長)
大学との共同研究をしていることが前提となるので、対象となるベンチャーは限られると思われる(申し込み締め切りを延長したようだ)が、その分対象となれば採択の確率は高いだろう。ベンチャー枠は100万だが、通常枠は300万と地方自治体が行う補助事業としては金額も少し大きい。対象となる企業があれば応募してみよう。