New Revoが小売・EC事業者向けバーコード管理のSaaS、「NRクラウド在庫管理」のβ版をリリースした。
NRクラウド在庫管理とは
小売・EC事業者向けバーコード管理のSaaSサービス。
物流の川下に当たる小売、EC事業者にとって、在庫管理の課題は切っても切り離せない問題である。国内サプライチェーンでは従業員20名以下の中小企業が111万社存在する。その中小企業では、専用のハードを揃えることがコスト面でハードルが高かったため、これまで紙の台帳や、Excelを使って在庫管理を行なっており、作業の手間、不正確さ、煩雑さという問題を抱えたままとなっている。 今回New Revoが開発したNRクラウド在庫管理は中小企業をターゲットとしたクラウド型の在庫管理ソフトウェアだ。これまで高価だったバーコード読み取り機器は必要なく、スマホでアプリ(βテスト中は招待制)を使って読み取ることができ、バーコードも自動で発行する。
NRクラウド在庫管理の3つの特徴
バーコードの発行
バーコードがなくこれまで管理できなかった商品に、バーコードを自動で発行する。
スマホでスキャン
これまでのように高価なハンディターミナル(バーコードスキャナー)を購入する必要はなく、専用アプリでバーコードを読み取り、入荷・出荷の業務を可能とする。
クラウド上で管理
サーバー、データベースなどを社内で用意する必要はなく、すぐに利用可能。
今後の展望
NRクラウド在庫管理は、2017年秋頃、本リリース予定。今年度目標は導入社数300社を目指し、5年で国内No.1の在庫管理アプリケーションへ成長を目論む。
NRクラウド在庫管理は月額課金モデルをとっている。月2万円弱から導入可能となっている。