福岡市が防災・減災・健康・医療・福祉をテーマに、独自の技術やアイデアを活用した実証実験を全国から公募する。優秀なプロジェクトについては、福岡市での実証実験実施について全面的にサポートを受けることができる。
どんなサポートがあるの?
最大5件までの優秀賞について
実証実験の場の提供
福岡市内の公園や学校・病院・公道など公共施設および福岡地域戦略推進協議会の会員企業が有する施設などの実証実験フィールドの提供およびモニター募集などの地元調整、PRの場の提供
規制緩和
国家戦略特区を活用した規制緩和の検討
助成金
上限20万円とする実証実験にかかる費用の助成
参加特典
- 2次審査の参加者のうち希望者に対し、メンターによるメンタリング(プロジェクトのブラッシュアップ)機会を提供
- 2次審査の参加者全員に対し、ベンチャーキャピタルや地場企業とのマッチング機会を提供
- 福岡の地場企業などによる特別賞(企業アワード)を準備
募集対象
主に「防災・減災」及び「健康・医療・福祉」分野において、社会課題の解決などに繋がる、独自の技術やアイデアを活用したスタートアッププロジェクトで、福岡市内での実証実験を予定するもの。
ただし、これらの分野以外のプロジェクトであっても、社会的意義や今後の成長可能性が特に期待されるプロジェクトについては、募集対象となる。
プロジェクトの段階としては開発中(技術だけの状態、商品化に向けて準備中)及び事業未成立(技術・アイディアがあり、商品化はしているが事業としては成り立っていない)段階のプロジェクトを想定。ただし、事業化されているものであっても成長途上の段階であれば福岡市での実証実験を希望するプロジェクトは募集対象となる。
応募資格
福岡市内で実証実験を行うことでプロジェクトの成功を目指す個人またはチーム。主な活動の所在地、法人格の有無は問わない
募集概要
申込期間 2016年9月1日(木)~9月30日(金)
結果発表 2016年10月7日(金)頃
スケジュール
選考基準
先進性/事業化可能性/市場性/社会性/規制緩和に繋がる可能性など
イノベーションを阻害する代表的なものが規制だ。行政が実証実験のサポートと規制緩和を検討してくれるのは創業特区である福岡市ならではの事業と言える。テーマは限られているがどのテーマもマーケットは大きい反面、規制の壁が高く参入が難しい分野である。募集対象となるシーズがある方は是非活用してもらいたい。