StartupGoGo in MIYAZAKI 開催報告。~宮崎でもGoGoやってきました~

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3月19日、宮崎駅前のKITENにてStartupGoGo in MIYAZAKIを開催した。

内容はセッションが2つと宮崎のスタートアップ13社によるピッチコンテスト。MCはGoGoエヴァンジェリストの屋敷とGoGoのMCといえばこの人、森清華さん。

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セッション1 地方発スタートアップのリアル

 

登壇者は宮崎の生きるレジェンドこと株式会社アラタナの会長濱渦氏とジャフコ九州支社長の山形氏。

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セッション内容はオフレコため紹介できないが、その分中身が濃い貴重なセッションとなった。

 

セッション2 「宮崎だから戦える!」地方におけるイノベーション

登壇者は以下の3名。

 

齋藤 潤一氏 NPO 法人まちづくり GIFT 代表 / 宮崎スタートアップバレー共同代表

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水野千夏氏 株式会社せん代表取締役

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香月 稔氏 トーマツベンチャーサポート株式会社 九州地区リーダー

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モデレーターの香月氏が飛行機遅延のため遅刻するというトラブルがあったが齋藤氏がなにごともなかったかのように軽快に進行。

水野氏は秋田美人を産業にするため、秋田で株式会社せんを経営している。地方で活動する女性起業家としての目線で語った。女性にとって起業することは、さまざまな面で自由度が高まるのでメリットが多いと語り、会場から共感を得ていた。

齋藤氏は99敗しても1勝すればいい、失敗をおそれてチャレンジしないことこそがリスクだと熱く語った。

また、香月氏は自身の地元である佐賀への愛を熱弁しつつ、地方でこそスタートアップは成功しやすい、それは街全体が一つのスタートアップを応援するからだと、地方でのメリットをわかりやすく語った。

 

3者はそれぞれ違う立場で活動しているが、共通して、「地方だから戦えないことはまったくなく、逆にさまざまなメリットがある」ということを実感し、また体現しているということが伝わるセッションだった。

 

ピッチコンテスト

ピッチコンテストの参加者は以下の13名。審査員はセッション1、2の登壇者5名に加えて、ドーガンの渡辺麗斗氏とStartupGoGoディレクターの中原健の計7名。

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橋本さん  

宮崎発!2つの顔を持つアーティスト

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自身も音楽活動をしている二人。アマチュアのアーティストを世に広めるサービスを紹介。既存のインディーズバンドのポータルページと違い、厳選されたアーティストのみピックアップして、フォーカスを強めるサービス。

 

株式会社開成 福元さん

防災産業への参入

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これまでなかった防災用調理器具。災害時に、100度近くまで熱を発生させる装置。すでに開発も進んでいる。

irodori 赤塚さん

着物を汚しても安心!!外国人もWelcome

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中古着物の販売と着物カフェをPR。自身も当日着物をきて登壇。身につけている着物の総額が五千円と話し、会場も驚いていた。

 

メディアデザイン86 田実さん

働く人の希望と雇う人の希望を動画と課題でつなぐサービス

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現在、履歴書と面接だけで採用活動は行われているが、それに求職者が動画を一緒にだすことで採用のミスマッチを減らすことを目指す。

 

株式会社エフオーアール 尾山さん

ホームページを活かす!ためにやるべき3つのこと!

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自社でweb制作を行っている。行程の簡略化による安価なweb制作と動画サービスを行う。

 

株式会社HIROKA 山口さん

地域の医療情報メディア創出プロジェクト

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地域の医療情報をキュレーションしたフリーペーパーを発行している。今後アプリ化などで拡大を目指す。

 

アーユス 今村さん

大地の力で癒される新ビジネスへの挑戦

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クレイをつかった新しい化粧品を紹介。

 

前原さん  

宮崎から始まる暮らすような旅の提案

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各国を旅してきた前原さん。単なる観光ではなく、そこでしかできない体験などを重視したサービスを目指す。宮崎と台湾でシェアハウスの展開進行中。

 

ミニマル 北野さん

IOT×エネルギー

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高効率の発電装置や風車のシステムをプロダクトとして開発済み。そのプロダクトを応用し、通信基地局などへの展開を目指す。

 

株式会社SmileLabo 大工さん

ママのパワーで地域ブランディング

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ママのこれまで使われてこなかったマンパワーを活かし、地域に密着したマッチングサービス。働きたいママのニーズに応える。

 

 

辰野さん  

音楽を使った英語教材について

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音楽動画に日本語の歌詞と英語の歌詞を設定。漫画仕立ての動画を見つつ、英単語を学習できるサービス。2年間で大学受験に必要な英単語、1600単語を網羅する作詞を行った作詞家兼エンジニア。

 

宮本さん

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高校生のチャレンジ。宮崎県全体でリアルキッザニアができないかなどの構想をかたり、その着眼のユニークさで会場を驚かせた。

 

株式会社カタチウム 東郷さん

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今後増えるインバウンドのニーズに合わせたサービス。サイトの多言語化をママ層のマンパワーを使い、実現させる。

 

 

 

 

結果発表

急遽、追加で設定されたチャレンジ賞に選ばれたのは

 

高校生の宮本さん!

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今後の宮本さんのチャレンジに期待し、応援するという意味合いを込めてチャレンジ賞に選ばれた。

 

初代StartupGo!Go! in MIYAZAKIのチャンピオンは

 

辰野さん!!

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サービスの尖り具合、市場の今後の大きさ、また他のビジネスと組み合わせることによって生まれるであろうシナジーなどを評価されチャンピオンに選ばれた。

 

 

宮崎では、宮崎スタートアップセンターや宮崎スタートアップバレーが中心となってチャレンジするというマインドをみんなで盛り上げている。今回ピッチに登壇したのは13人。13人ものチャレンジャーが生まれているということがその盛り上がりの証左だ。今後もたくさんのチャレンジャーが宮崎には現れると期待する。

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